自宅でパン教室 運営と集客

個人パン教室の生徒の年齢ごとの対処法

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

さまざまな年齢の生徒さんに、対応するのは講師一人です。生徒は最大レッスン人数も承知してレッスンを受けに来てくれます。知らない人同士も顔を合わせます。それも知っています。では講師は、どのようにそのさまざまな年齢の生徒さんと向き合えば良いでしょう?

目次

教室に来る時間は生徒にとって特別

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 1572244381641-6d85ce82-d980-433e-9a4d-b7c50e3f428e-768x1024.jpg です

私の教室には、小学1年生からおばあちゃんまで、通ってくれていました。学生の男の子もいました。「年齢制限をしない」、口コミで運営する自宅パン教室です。

小学生の子供は、初めてパン生地を触って「粘土のようだ」と一生懸命こねます。

「大人みたいにできるの?」と思うかもしれませんが、多少時間がかかる程度で、見事に作り上げ持ち帰っていました。

家族に「おいしい!ありがとう」と感謝され、パン作りが大好きになります。

学生や社会人では、「パン好き」の人はたくさんいます。休日を利用して、習い事の1つとして通う生徒、暇つぶしで通う生徒、お友達に誘われて通う生徒、通う理由はそれぞれです。

エプロンを教室用に買いに行き、レシピもキレイに書き、持ち帰るパンケースもこだわって、上手に撮影して、次の日のお弁当に持っていったり、家族やパートナーに振る舞ったりします。

ママ友同士や、おばあちゃん友同士は、朝9:00からのパン教室のために、洗濯、掃除を終わらせて、パン作り+おしゃべりタイムを楽しみに出かけて来ます。

主婦は、毎日食事を作りますから、手際よくパン作りをします。家に帰って自宅でパンを作る機会も多くなり、アレンジ方法の質問をよく受けました。

運営する側にとって、パン教室は日常でも、生徒さんにとってはいつもとは違う特別です。

特別な時間を共有する

私の教室では「自分で計量から仕上げまで」を「生徒自身でやる」ことにしていました。

3時間弱のレッスン時間は、計量して、こねて、発酵中にレシピを書いて、生地を分割して、手の空いた時間に洗い物をしてという流れです。

生徒さんのパンを焼く頃には、私が作ったパンが焼き上がり、それを食べながら焼き上がりを待ち、おしゃべりタイムでした。

小学生の生徒さんも、おばあちやんも、OLさんも、混ざってのレッスンです。どの年代の生徒さんも、全て自分でやります。

「パンを作る」という目的が一緒ですから、こちらが心配するほど、会話が噛み合わないなんてことはないです。

おばあちゃんは孫と同じくらいの生徒を可愛がり、OLさんは、人生の先輩からアドバイスをもらったり、講師は、嫁姑問題の愚痴を聞いたり💦それが楽しいんです。

日常とは少し違う趣味の時間を、充実して過ごせることは、どんな時でも幸せです。

講師のするべきことは?

講師は、会話に舵取りをしながら、レッスンを進めていきます。

困ったときだけ講師がサポートします。なるべく生徒さん自身が仕上げ、生徒さんが満足感を得られることを、講師は意識してなければいけません。

困った時だけ私は手を出しますが、私は常に生徒の作るパンをみながら、自分の作業も進めました。

材料を入れ忘れてないか?、計量スプーンの大きさを間違えていないか?、レッスンを受ける人数に関係なく、常に注意する必要があります。

まとめ

教室の運営スタイルはそれぞれ違います。

スタイルが違っても、パン以外で、生徒さんの興味のありそうな話題をチェックして準備出来れば、話の幅が広がります。

通ってくれる生徒さんが、小学生ならネットで、小学生に今流行っていることを知っておくのも1つです。

OLさんなら、人気のドラマやアイドル、ファッションの話題もチェックしておくのもいいでしょう。

男の子の生徒なら、ゲームやスポーツも好きかもしれません。

主婦の方なら、季節の食材の簡単レシピや、ママ友ランチのおすすめレストランなどの話題もいいでしょう。

ごちゃまぜの年齢の生徒さんたちとのレッスンは、「パン」の話題が、会話をつなぎます。

「自分でパンが出来た!」満足感を与え、押し付ける話ではなく、会話を楽しむ事が出来たら、みんながとても有意義な時間を過ごすことができるでしょう。

ご購読ありがとうございました。